日々雑景
本や漫画や映画の感想に購入本のメモと雑記など

読了本メモ

459110494Xわたしの美しい娘―ラプンツェル
金原 瑞人 桑原 洋子
ポプラ社 2008-09





ラプンツェルの再話もの。
視点人物はラプンツェル(ツェル)と母(魔女)とツェルに恋するコンラッドの3人。
若いふたりのパートも良いのですが、「母」視点の章がとても切なかったです。
静かな語り口と淡々とした描写の中に激しい感情が織り込まれていてなおかつ上品なところにやられました。
語りの文章が詩に近い美しいものだったので、大変に好み。はまる人は物凄くはまると思います。
この著者の作品はたぶんダイレクトに自分のツボっぽいので、とりあえず邦訳されているものは全部読もうと画策中です〜。


読了本メモ

剣の名誉 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-6)
剣の名誉 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-6)


『剣の輪舞』の続篇。18年後の話になります。
読みました。すっげ面白かったぁ!
非常に豪勢なつくりの作品だったのでお腹いっぱいになりました。
伯父の命令で剣客修行をする羽目になった少女キャザリンの成長を描く、恋と友情の冒険活劇といった感じの物語でしたが、おそらく主人公よりも幅を利かせているのが狂公爵と呼ばれるトレモンテーヌ公爵アレク。
『剣の輪舞』でなんかいつも不機嫌にしていた美青年の彼が、年齢を重ねてますます偏屈な変人となって華麗に再登場ですよ。
で、彼の言動がいちいち素晴らし過ぎます。


1.姪の将来の選択を広げようと伯父の親心(?)で考えた結果、おそらくアレク以外には全く意味不明の理由(※「死神という名前ではなかった剣客」参照)でキャザリンにけっこう無理矢理剣客修行をさせる。


…かわいい奴め!


2.妹に対する愛情がなんかやたらめったら深いばっかりに、勢いあまって●●●●を決行しようとするも、見事に玉砕。
そのことを二十数年くらい(※推定)執念深くこだわっており、兄妹間のしこりにしてしまっている(主にアレクの側から)。


…かわいい奴め!


3.愛人がてんこ盛りにいる癖に、最愛の恋人が傍にいられない(※諸事情による)ことに駄々っ子のように拗ねまくる。
そんでもって最後のアレはもうふたりのグランドロマンだと思って宜しゅうござんすね?
ワタクシはそう認識しましたよ?


…ホントかわいい奴め!




ワタクシは猛烈なアレクファンではございませんが、ここまで徹底してやられると完敗です。
アレクファンの方は萌え殺されないようにお気をつけ遊ばせ〜☆
リチャードの出番は少ないですが、美味しい所は鮮やかなまでに総取りです(笑)。


まぁ、そんなキョーレツな伯父様の薫陶を受けたキャザリンもなかなか頑張ってます。
第三部のラストのところでは、なんとアレクを云い負かしていますしね。凄いよ!
そこの場面のアレクがこれまたかわ(もういい)。
きちんとした愛情を受けて育った子はやっぱり強いよなぁ。芯の部分が凄くまっとうなんで読んでいて安心します。
マーカスとの友情と云うか共犯関係(?)も微笑ましくて良いです。
このふたりが『王と最後の魔術師』の時点で至った関係は意外なようなそうでもないような不思議な感じです。
まぁ、そうなるのが自然の成り行きだったのでしょうね。マーカスが幸せならいいか。


あと、『王と最後の魔術師』を読んだ際に、なんだかんだ云ってキャザリンはジェシカに対してちょっと甘いところがあるんじゃないかなーとか思ったんですが、今回の話を読んで黒薔薇とのことがあったからなのか?と邪推してみたりしました(笑)。



少女を主人公にした冒険活劇でこれほどの作品ができるんだなぁ!とひたすら感心して読みました。
「三銃士」とか「紅はこべ」とか「ゼンダ城の虜」とかがお好きな方はきっと楽しめると思います!
でもこれらの作品よりも数段色っぽい話かも〜。


『剣の輪舞』<増補版>を再読してから読むと倍面白いかと。
時間が無ければ巻末収録の「死神という名前ではなかった剣客」だけでも再読必至ですよ!
解説の小谷真理さんのお言葉にもありますが、「公爵の死」は『剣の名誉』の後に読み返すと味わいが増すと思います。


読了本メモ

乱鴉の饗宴 下 氷と炎の歌 4
乱鴉の饗宴 下 氷と炎の歌 4 (氷と炎の歌 4) (氷と炎の歌 4)



なんかえらく時間がかかりましたけどようやく読了。
いかに自分がこの作品の人名及び用語を字面のみで覚えていたかということが如実にわかってもう大変でした(笑)。
今までのペースだと下巻だけなら3日かそこらで読み終わってるはずなのにぃ!
この巻以降は変更された人名と用語で統一されるそうなのでちゃんと覚えなきゃなぁ……。


内容は相変わらず鮮烈に凄惨でした(日本語が変)。
なんかこう、このシリーズにおける死ってのはある意味楽になる唯一の方法なのかもなぁと今更ながら思いましたよ。
「死んだ方がまし」だなんて軽々しく云ってはいけないことなんですが、窮地に立たされた登場人物たちと同じ立場になったらワタクシ確実に「死んだ方が楽だよ!」と思うことでしょう。へなちょこなので。ううう。


タイウィン公の死とサーセイの専横によるラニスター家の崩壊の過程や、鉄諸島の後継者争い、ドーンでの不穏な動きなど、主にキングズ・ランディング周辺の出来事が描かれている為、スタニス(スタンニス)王と壁の関係や、デーナリス(ああもうデナーリスなんだった)に関しては殆ど言及がなく、彼らのことは次巻へ持ち越しです。ああ気になるぅ!
ティリオンは一体どうなったんだ! あとタマネギ騎士は!!
で、今回読んでて一番つらかったのはブリエンヌ……じゃなかったブライエニーのパート。
サンサ探索の旅で彼女はとんでもない目に合うのですが、その後の展開がもう……(涙)。
サーセイに関してはかなり自業自得の部分があるので、彼女がいくら酷い目にあってもあんまり同情の気持ちは湧いてこないのですが、ブライエニーはなぁ……。あの状況ではも他にどうしようもなかったじゃんよ……。
などと、ギリギリのところで行った選択が後々の苦難の前奏曲みたいになったりしています。
これから先の展開はどうなっちゃうんでしょうねぇ。


続きはこちら↓


A Dance With Dragons (Song of Ice and Fire)
A Dance With Dragons (Song of Ice and Fire)


チェック入れるたびに発売日が変わってるんだけど一体いつ出るんだ。
表紙はウェールズのドラゴンみたいでかっちょええ。



読了本メモ

乱鴉の饗宴 上 氷と炎の歌 4
ジョージ・R・R・マーティン
4152089393





ようやく読了。
3日くらいで読めるかと思ってましたら、予想以上に今回の翻訳の改変に戸惑ったらしくて時間がかかりました。うう。
歳のせいか頭の切り替えが遅くてかなわんぞなもし。


正直な所、地名や用語はともかく人名だけは変えないで欲しかったです。
ジェイムがジェイミーなのは「これは愛称! 愛称だからオッケー!」と自分に云い聞かせてみましたし、「トンメンがトメンなのとスタンニスがスタニスなのはンを自分で補って読むから大丈夫!」と各章を読むごとに色々な制約を己に課していたらばもう時間がかかってしょうがないよ!
おまけにブリエンヌがブライエニーなのとティレルがタイレルなのは、いくら読み進めていっても慣れないです……。
で、細かい所に気をとられていると本筋を見失いがちなので一度読んだ所を再度読み返してみたりするんでまた時間がかかるし。嗚呼。


内容はと云えば、権力に群がる人々が陰謀を掲げて互いを陥れたり陥れられたりしております。
で、またしてもざっくりと人がたくさん死んでしまいます……。
ラニスター家がだいぶ傾いているのとサーセイが暴走し始めているのが非常におっかないですよ。
唯一の頼みの綱であるジェイミーを遠ざけるあたりでもう破滅への道をまっしぐらって感じですよサーセイ……。
読みながら、「いやもう貴女絶対権謀術数向きじゃないから! その方面が得意な人に任せておいた方がいいよ!」とツッコミ(?)を入れずにはおられません。しかし、今のラニスター家にはそれだけの人材がいないってのもあるしなぁ。
きっと、下巻もまた「うあああああ!!」って展開になるんだろうな。恐いな。




読了本メモ

教会の悪魔〔ハヤカワ・ミステリ1811〕 (ハヤカワ・ミステリ 1811)
ポール・ドハティ 和爾桃子
4150018111




ドハティの中世ミステリ、ヒュー・コーベットのシリーズ第一作。
今回は13世紀のロンドンが舞台となります。
エドワード1世の密命を受け、教会で自殺した金匠の死の謎を探ることになった書記ヒュー・コーベットの活躍を描いております。
面白かったのですが、これからお読みになる方へ老婆心ながらひとこと。




著者あとがきがざっくりネタバレなのでミステリ部分を楽しみたい方ははじめからきちんと読もうネ!


って云うかもろに名指しですんでそこのところヨロシクね☆
まぁ最初からちゃんと読んでも黒幕の人の行動が不審過ぎるのでさらっと察しはつくと思うんですよ。
でも「こいつが怪しい……」と思いながら読むのと「あーこいつが犯人なんだよねー」と思いながら読むのでは楽しみ方が全く違ってくるではございませぬか。
初読の際はやっぱり謎解きのギリギリまで犯人の名前は知りたくないですよね?
いや、犯人がわかってないと安心して続きが読めないって方もおいでだとは思いますが。
それはともかく、中世ロンドンの臭さ汚さ不潔さを綿密に描写する著者の筆はここでも健在ですね。堪能しました!
そういうところをウキウキ読んでる自分もどうかと思いますけど、ドハティ作品の面白さは舞台世界の緻密な描写にあると思いますんで。


本作でのコーベットは不幸の上に不幸が重なる人みたいですが、次回作からはもっと明るい展開になるといいねぇ……(溜息)。




舞台となる作品世界の時代背景と文化を簡潔にわかりやすくまとめた訳者あとがきは読み物としてとても面白く参考になりましたが、ひとつだけ疑問に思ったことが。
ロバート・バーネル大法官の司教座のウェルズ(Wells)はノーフォークじゃなくてサマセットの方じゃないのかなぁ。
いや、中世の司教座について詳しい訳ではないので間違ってるかもしれませんが、バースに近いのはサマセットのウェルズなんですよね。グラストンベリも近いし。
でも北と南西部に幅を利かせてるって設定だったらすいません(汗)。


因みにウェルズには立派な大聖堂があります。
十年ほど前にグラストンベリに行った時にこの大聖堂のことを知って以来、美しい外観と内装を見に行きたい〜と思ってますが、なかなか不便なところにあるんだよねぇ。
つか、どこでもいいから英国行きたいよう!
ロンドンだけでもいいよう!




読了本メモ

論理は右手に (創元推理文庫 M ウ 12-3)
フレッド・ヴァルガス 藤田 真利子
4488236049



三聖人シリーズの2冊目。
とは云うものの、今回の主役は元内務省調査員のルイ(リュドヴィク)・ケルヴェレールですね。
マルクとマティアスも彼を助けて活躍しますが(リュシアンはマルクの荷造りの手伝いはしてますけど、今回の事件には直接関わってないのです〜)、三聖人の出番は少なめ。
あとヴァンドスレール(マルク伯父)の出番が殆ど無いのが哀しかった……。
しかし、有能でありながらもヘタレ感漂いまくりなケルヴェレールが結構好みだったので、それはそれでまあいいか☆(いいのか)
やっぱあれだよね、有能なヘタレには挫折と自嘲と離別(特に昔の恋人が忘れられなかったりするとベストです)が不可欠だよネ!(鼻息)
今回はあまりボロ館が出てこなくて残念でしたが、次回はたくさん出てくるといいなぁ。


読了本メモ

漂泊の王の伝説
ラウラ・ガジェゴ・ガルシア 松下 直弘
4035404802





自らの才を過信したが故に取り返しのつかない過ちを犯すことになった王子が、すべてを捨てて贖罪の旅に出ることとなり、遍歴の途中で得た出会いや経験によって精神的な成長を遂げて真の望みに辿り着く物語と云っていいのかな。
貴種流離譚と探索物のオーソドックスな面白さを備えつつ、最後の逆転はやっぱりファンタジーだなぁと思わせられる良作でした。
ちょっと教訓色が強めかなと思わぬでもないのですが、簡潔で力強い描写と映像的な文章と作中で語られる詩を表現する言葉がとても魅力的でした。
素晴らしい詩と云うものには必ず詩人の魂が刻み込まれているのだなぁと納得した次第です。
アラビアものや詩人ものがお好きな方には是非読んでみて欲しいです。


読了本メモ

流れ行く者―守り人短編集
上橋 菜穂子 二木真希子
4035403601





守り人シリーズ短篇集です。四篇収録。
バルサやタンダの少女少年時代の話を中心に、それぞれ事情のある人生を生き抜く人々を厳しさと苦さと優しさを持った視点で描いています。
流浪の用心棒父娘ジグロとバルサの心の機微を中心に描いた表題作と、タンダがメインの話の「浮き籾(もみ)」が比較的長め。
本篇のように大がかりな展開がないので地味と云えば地味なのですが、話の進行に気がせかない分だけ登場人物たちの人生に寄り添えたような気がします。
少女時代のバルサがタンダに対して兄貴風(?)を吹かしているところが微笑ましかったですよ(笑)。


あとはヒュウゴの話を早く読みたいです〜。


読了本メモ

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みどりいろの童話集 (アンドルー・ラング世界童話集 第 3巻)

アンドルー・ラング 西村 醇子

東京創元社 2008-03





1・2巻は未読なのですが、続きものではないのでまぁいいかと。
英国の民俗学者であり編集者でもあったアンドルー・ラングが世界各国の民話を集めて全12巻の童話集としたものの新訳・新編集版です。
タイトルに合わせた装幀がうっつくしいです。
H・J・フォードの挿画も綺麗。ヴィクトリア朝あたりの挿絵画家の細かい線画って大好きなんですよ〜。


内容は、フランス系統(おおもとは違うものもあるのでしょうが、物語としての体裁を最終的に整えたのがフランスの文人っぽい印象)の作品が多いせいか、民話の破天荒さとか荒っぽさは抑え目で、寓話性が感じられる洗練された物語が多め。民話集としてはかなりおとなしいつくりなのではないでしょうか。


そんな中で、読んでいて吹き出してしまったのは、冒頭に収められた「青い鳥」という作品(メーテルリンクの有名な作品とは無関係)のとある場面。
妻と夫をそれぞれ亡くした王様と貴婦人が結婚し、互いの連れ子はそれぞれ娘なんですが、王様の方の娘フィオルデリーサ姫は美しく、妃の方の娘トゥルテリラ姫は醜いんですね。
ふたりともお年頃なもんで誰か相応しい貴公子がいれば結婚させようという成り行きになりまして、そこへ近隣で一番魅力的なチャーミング王がやってきます。
妃はなんとか自分の娘と結婚させようとしますが、チャーミング王はやっぱりフィオルデリーサを愛してしまいます。勿論フィオルデリーサもチャーミング王に惹かれます。美男美女は相思相愛になる運命なのです(笑)。
で、相思相愛になったふたりには当然の如く苦難が襲いかかります。
トゥルテリラ姫の名づけ親である妖精マジラの魔法でチャーミング王は青い鳥に姿を変えられてしまうのです。しかも七年もの間。
嗚呼、なんということでしょう。
それでも、フィオルデリーサとチャーミング王は変わらぬ愛を誓って逢瀬を続けるのですが、これも妃にばれてしまいます。彼女の策略で青い鳥は大怪我を負い、フィオルデリーサが自分を裏切ったと思い込んで絶望します。精神的にも肉体的にも瀕死です。
そこへチャーミング王の友人の魔法使いが彼の身を案じて世界を8周も巡る捜索によって、ようやく重傷の友を見つけ出します。そして献身的に鳥の怪我を治した後、友にこう尋ねるのです。


「教えてくれ、いったい何があったのかね。原因は王女にあるのでは?」(P 39)
この時点ではチャーミング王は何も語ってません。
まぁ実際は王女が原因なのには間違いないのですが。
事情を聞いた魔法使いはさらにこう云います。
「王女というものは、美しさの点で違いがあるにしても、みんな似たようなものなのだ。きみはフィオルデリーサ姫と別れて、あの人のことなど何もかもわすれてしまうほうがよかろう」(P 39)


どうなんでしょう、この王女全般をひとくくりにした全否定発言は!
王女に関して何か大きく含むところがあるとしか思えません(笑)。
魔法使いの過去にいったい何があったのか。
若き日に王女様数人にいいようにあしらわれ(きっと結婚を餌にされたに違いない・笑)、さんざん利益を貪られた挙句に手ひどい振られ方をして王女不信になってしまったとしか思えません。
でなかったら傷心のチャーミング王を手中におさめんが為の巧妙な策略です(笑)。
実際その後、鳥になったチャーミング王の世話をマメにしてるしな魔法使い……。


などといらぬ想像を無駄に働かせていたもので、ムショーに楽しかったです(笑)。
いや、勿論最後はお伽話のセオリーに則ったハッピーエンドで姫と王は無事に結婚しますけど。
ちぇっ(おい)。



つか、そんなくっだらないことばっかり考えて読んでるあたりが相当アホですね自分(苦笑)。



読了本メモ

4334751520オンディーヌ (光文社古典新訳文庫 Aシ 3-1)
ジロドゥ 二木 麻里
光文社 2008-03-12





フーケの『水妖記―ウンディーネ 』をもとにした戯曲。
かなり昔から読みたかった作品なので新訳となって入手しやすくなったのは嬉しいです。
訳はとても読みやすいし、おそらく演じる際にもわかりやすい云い回しになっているのだろうとは思いますが、個人的にはもうちょっと凝った訳文の方が好みだなー(何様か)。
しかし、もともとは同じ話なのにずいぶんと趣が違っているのが興味深いです。
フーケの方が重厚と云うか重苦しい感じで、ジロドゥの方はだいぶ軽やか。
異界の女の情の深さと人間の不実さが描かれている点は同じですけどね。
解説中の<オンディーヌの源泉>はメリュジーヌ伝説やメリザンドなどの水の女たちの系譜がオンディーヌと絡めて語られていて面白かったです。
このテーマで分厚い研究書が書けそうな気がしますよ。読んでみたいなー。


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