日々雑景
本や漫画や映画の感想に購入本のメモと雑記など

扉をあける風 (波津彬子)

4091313965扉をあける風 (フラワーコミックス)
波津 彬子
小学館 2007-10-26

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うるわしの英国シリーズ完結巻。5冊目でしたか。
なんかいつも良縁に恵まれないコーネリアスもお父様の大攻勢に根負けしていよいよ年貢の納め時か?と思いきや、またしても彼のもとに災難が。
そういや、独身生活が長い割にそういうウワサがないな〜と思ってましたけど、最後の最後でそう来るか!(大笑)
まぁ、最後にはまとまるべきところにまとまってめでたしめでたしとなります。
おめでとう、コーネリアス!
ヴィルヘルムからも祝福の接吻(?)が貰えて良かったね(笑)。
コーネリアスものでない「夢をみるひと」「花の記憶」も素敵なロマンスでした。
美しい絵柄と上品な恋物語を堪能したい方にはお薦めです〜。
なんかこう、コーネリアスよりもヴィルヘルムに会えないことの方が正直寂しかったりするのですが、未収録の短篇でまた会えますから我慢我慢。





<既刊感想>


『空中楼閣の住人』感想
『花々のゆううつ』感想


【2007/10/30 23:28】 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |

来月のワタクシ あるいはネタ切れの際の頼みの綱(苦笑)

こんな感じですって(笑)。
1日は「駆け落ち」の予定が入ってるらしいのでこちらの更新もありませんすみません(苦笑)。
ああでも、1日は『喪の女王』の完結巻の発売日だから駆け落ちに誘われても行かないかも(おい)。
そして2日からは「忙」になってるからもう帰ってきてるのか? 
早すぎだろうオレ!(笑)
んでもって、28日左遷で29日飲み会ってことは送別会なのだろうか……。
あと、8日の発売日って何だ。ちくま文庫は7日だしなぁ。



因みに本名でやると一日おきに「働」と「遊」なんですが、ほぼ週休4日ペースなんだよね。羨ましい〜!


【2007/10/28 23:03】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) |

読了本メモ

4001145804銀の枝 (岩波少年文庫 580)
ローズマリ・サトクリフ 猪熊 葉子
岩波書店 2007-10

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ローマン・ブリテン4部作の2作目。
ブリテンに駐屯するローマ軍の青年が主人公(視点を持つのは軍医のジャスティンですが、彼のいとこで百人隊長のフラビウスも実質的には主人公の役割にあると思います)。
仕え甲斐のありそうな皇帝のもとで働けることになったものの、皇帝の側近の裏切りを知った為、辺境へと追いやられることになり、さらには反勢力の地下組織の中心人物になる……というのが大筋。
他のサトクリフ作品に比べると、主人公に圧倒的な孤独感が無いので読んでいてなんとなく安心します。
作中でもジャスティンとフラビウスは一心同体と云われていますし、何よりこのふたりが互いを本当に大切に思っているのが良いんですよね。
『第九軍団のワシ』では、マーカスとエスカの関係が固まるまではちょっとハラハラしたものですが(まぁその辺を読むのも楽しみのひとつでもありましたけども)、そういった心配(?)が無かったので読んでいて気持ち的には楽でした。
それでもクライマックスは情容赦無かったですけどね……。


あと、ホノリア大伯母様がステキでした〜。
恰好良いよねぇ、大伯母様!




ヴィンランド・サガ 5 (幸村誠)

4063144739ヴィンランド・サガ 5 (アフタヌーンKC)
幸村 誠
講談社 2007-10-23

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ぶった切ったりぶった切られたり、壮絶だったり苛酷だったりなヴァキング漫画も5巻目となればいい加減読者である自分にも耐性がついてるよネ!とか思ってたらやっぱり想像の上を行ってました。
うわ、鼻はやめて鼻は!
冒頭からポエマー(笑)なトルケルもそうですけど、アシェラッドもアレだし、まぁトルフィンは目的意識がはっきりしてますから(しすぎてるのか?)いいんですけど(説明になってない)。
それにしても、トルフィンは執着している対象が目の前からいなくなったらどうするのかな〜と今回思いましたよ。
しかし、数少ない和みシーンの後にあれってちょっとなぁ(涙)。
ってそういうもんなんですけどそうですけどさ!
でもちょっとうああああ!(苦悶)って云ってもいいですか!!



そしてねずみちゃんと熊さんの対決の行方は以下次巻。
またしても大変なことになりそうな予感が満載です。
ええもう、思う存分やりあう場面を見届けますともさ。



【2007/10/24 00:00】 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |

パンズ・ラビリンス (2006年 / スペイン・メキシコ)

公式サイト


1944年、スペイン。
オフェリアは臨月の母親と共に義父の待つ山奥の駐屯地へと向かっていた。仕立て屋だった実の父の死後、母カルメンはフランコ軍のビダル大尉と再婚したが、オフェリアは母親の体よりもお腹の子供のほうを気にかけている大尉にどうしても親しみを覚えることができなかった。
駐屯地での生活は快適とは云い難いものの、大尉の小間使いメルセデスはオフェリアを何かと気にかけ、ふたりの間には温かい交流が生まれていく。
ある晩、母親と眠っていたオフェリアの元に妖精が現れ、家の庭の奥にある迷宮へと誘う。そこで彼女を待っていたパン<牧神>はオフェリアに驚くべき言葉を告げる。彼女は魔法の王国のプリンセス、モアナの生まれ変わりだと云うのだ。
かつてのままのプリンセスであることを証明する為、オフェリアはパンから三つの試練を課される。満月の夜が来るまでに三つの試練を乗り越えられれば、父と母の待つ魔法の王国へ戻ることが出来るのだ。
オフェリアはパンから与えられた本に導かれて試練への道を歩き出すのだが……。





独裁政権下のスペインを舞台に、苛酷な現実の中にいる少女が美しい幻想の世界に慰めと避難場所を見出すような話なのかな〜とか思って観に行きましたが、全然違ってました。
現実逃避な貴種流離譚とかそういった甘っちょろい話ではございません。わかりやすく楽しいお手軽ファンタジーとは一線を画する作品でした。
この作品が凄いのは現実と幻想の絡め方ですね。対照的ではなくかなり密接に絡み合っている印象でした。映像に関しては幻想世界の方が美しさが多めではありますけど、悪夢めいた場面の闇の部分やグロテスクさは現実世界の酸鼻な光景とも張ると思います(歴史的な背景を考えるとより一層陰鬱な気持ちになりますが……)。
物語の進行に従って現実世界と幻想世界の両方が苛酷さを増していくんですよ。どっちに行っても逃げ場が無い。主人公は常に追い詰められています。
ファンタジーを構成する要素は作品の様々なところに巧妙に配置されていますが、演出にホラーやサスペンスの手法が使われているせいか、観ているこちらにも逃げ場が与えられないのです。もういたたまれないのなんのって!(涙)
オフェリアを襲う悲劇の嵐には、いやもうこの辺で勘弁してやって下さいよ頼むから……などと思いながら観ていました。
彼女の周囲の人々も色々大変なんですが、子供が痛々しいのは観ていてやっぱり辛いので。


多くの血で贖われたものの重さと、現実の中の幻想(特に共同幻想)について考えさせられた作品でした。
観る方によってラストの解釈は違うでしょうが、個人的にはあのラストは非常に良かったです(ちょっとリンドグレーンの作品を連想しました)。凄く好き。
オフェリアは決して無力で不幸な「かわいそう」な少女ではなく、見事な戦いぶりを見せた勇敢な少女で、最終的に彼女は救いではなく正当に勝ち取った場所を得たのではないかと思ってます。
昨今の安っぽいつくりの「ファンタジー映画」とは全く異なるこの映画が「ファンタジー」と呼ばれるのはファンタジーファンにとっては喜ぶべきことなのではないかと思います。


ワタクシ的には非常にお薦めなのですが、観る人をかなり選ぶ映画だよな……。
痛い・つらい・悲しいのが駄目な方はトラウマになるかもしれないのでやめておいた方が無難かも。






黒博物館 スプリンガルド (藤田和日郎)

4063726304黒博物館 スプリンガルド (モーニングKC)
藤田 和日郎
講談社 2007-09-21

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ヴィクトリア朝ロンドンを騒がせる怪人バネ足ジャックとその謎を追う警部をメインにした「スプリンガルド」とその後日譚「マザア・グウス」が収録されています。
面白かった!
帯には「新境地」と書かれていましたが、そうなんですかね?
昔読んだ「うしおととら」(家族が途中で買うのをやめちゃったので完結までは読んでませんすみません……。「からくりサーカス」も同じく……。汗。)の時にも伝奇的要素がうまく組み込まれていたし、語りの巧さも相変わらずだなぁと思いましたが。


暴れん坊侯爵な割に妙に純情派な(つか、ぶっちゃけこの人物凄いヘタレだと思うんですけどどうよ! ←目を輝かせながら)ウォルター・ストレイド卿とスコットランド・ヤードの機関車男、ロッケンフィールド警部のコンビがステキです。
からくりと活劇とロマンス(切ない系と初恋と1冊で2度美味しいですぞ!)にアンテナが反応する方には激しくお薦めです。
あ、勿論ヴィクトリアン好きにも。
仁賀克雄氏のコラムも収録されているので大変お買い得だと思いますよー。



ボーイ・ミーツ・ガールな「マザア・グウス」の方では、「ストレイドの家系はこういう奴らに弱いぜ」ってな伯父様の台詞にカンパイでしたワ☆
向こう見ずな所があってしっかり者にめっぽう弱いツンデレなのも伯父様譲りなのねジュリエットってば(笑)。





あと、装幀が好き。凄く好き!
箔押し箔押し!!(興奮)


【2007/10/22 22:37】 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |

DVDメモ

英国ものばっかし(苦笑)。



プリンス~英国王室 もうひとつの秘密~
ミランダ・リチャードソン ジーナ・マッキー マシュー・トーマス
B000UVXHZY



発売元特集ページ




エリザベス1世
ヘレン・ミレン ジェレミー・アイアンズ ヒュー・ダンシー
B000UVXI0I



発売元特集ページ




クィーン<スペシャルエディション>
ヘレン・ミレン
B000UVXHSQ




英国ものついでに。
「マナーハウス」の廉価盤が出るそうですよ。
これはレンタル店にも入荷するのかな?
スペシャル盤は高くてちょっと……と思っていた方は是非この機会に
ミスター・エドガーのステキさをじっくり堪能してくださいネ。(←そこか)


B000UYGC8AMANOR HOUSE(マナーハウス) 英國発 貴族とメイドの90日 【3枚組】
趣味
ジェネオン エンタテインメント 2007-11-09

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読了本メモ

魔使いの呪い (sogen bookland)
魔使いの呪い (sogen bookland)




トムが魔使いのジョン・グレゴリーに弟子入りしてから半年が経った。
半人前ながらも日々仕事を学び続けているトムだったが、高熱に倒れた師の代わりに人裂き魔(リッパー)と呼ばれる凶悪なボガートを封じることになり……。



「魔使い」シリーズ2冊目。
トムの正式な初仕事と、師匠の過去にトムの両親の過去、アリスとの再会、強大な力を持つ敵対者との戦い。
こう書き出してみると、成長物のファンタジーによくあるタイプの話に思えます。しかし、ここに女性が持つ変則的な役割を加えるとなにやら話が複雑な方に流れ出して行くのですよ。
前回同様、アリスはトムを窮地に追い込むような行動ばかりを取るのですけれど、窮地に陥ったトムを救うのもまたアリスなのです。
闇に染まった存在イコール完全な悪って訳でもないのが面白いです。
このシリーズの舞台となる社会では女性の存在にかなりの偏見(蔑視に近い部分もあり)が持たれていますが、著者はその偏見を女性を多面的に描くために使っているようですね。
今後の展開も男女の関係性が鍵になっていくのかも。


ジョン・グレゴリーと魔女メグ、エミリー・バーンズの関係については次巻以降に詳しく言及があるのかな。そのあたりを読むのが楽しみ。


読了本メモ

魔使いの弟子 (sogen bookland)
ジョゼフ・ディレイニー 金原 瑞人 田中 亜希子
魔使いの弟子





書名は『魔法使いの弟子』ではありません。
『魔使いの弟子』です(初めて見た時にはワタクシもそう思ったんだが・笑)。



七番目の息子のそのまた七番目の息子トムが弟子入りすることになったのは、悪さをする魔物や魔女たちから人々を守る「魔使い」だった。
……と書くと何やら派手な魔法や魔術を使って魔物の類を退治したりしそうに思えますが、自らの経験と学んだ知識(あとはいくらかの才能とか体質とか生まれとか)を駆使して魔物を封じる結構地道な仕事っぽいです。現場でこつこつと経験を積み、成功や失敗から様々なことを学んでいくって感じかな。仕事を学ぶと云うことが描かれているのと、主人公のトムがきちんと自分で考えて様々な問題に取り組んでいく点が良いと思います。
女性の描き方にはちょっと(かなり)ひっかかるところがあるんですけど、概ね面白かったので続きも読むつもりです。

魔使いとしてのトムはこれからまだまだたくさんの修行と師匠の教えが必要なようですが、悪とも善とも云い切れない不思議な存在の少女アリスとの関係も含めて将来が楽しみです。




あ、映像化する際には、魔使いはゲイリー・オールドマンあたりが良いかと思いますー。すっげ似合うと思うんだけど!


もちもちした触感の

自らの腹肉に絶望しつつもセブンイレ○ンの職人かたぎ(めっちゃうまい)のせんべいとおかき(本日まで20%引き)を買ってしまうそんなワタクシのもとには、そのうち故郷の星(*1)からお迎えが来ることかと思われます。いや安かったからついうっかり3種類も買ってしまっただよ……。
いくら旨いからと云って、カロリーの高いおかきをもりもりと喰らっていたらただでさえアレな体型が関取クラスになってしまいます。
何とか幕下くらいの体型をキープしなくちゃだわ!(いっそ絶食した方がいいのでは)


そんなかぐや姫気取り(*2)の今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。めっきり寒くなってきましたね。
ここ最近の記事タイトルがすべて「読了本メモ」だったんで、ちょっと息抜きしてみましたよ。
なんですか非常に真面目な読書ブログみたいじゃないですか。
でも別館の更新はすっぱりと滞っているんだけどね……。
図書館本と予定している積読本の消化が終わったらまた怠けるとは思いますが(おい)、あと数日はこの調子かもしれないですー。
積読をいくらかでも崩さないと今月分の本が買えないのよネ!(←それが理由なのか)




(*1) メタボル星。
(*2)  図々しい。





あとついでに今度図書館に行ったら借りてくる本メモ。
書棚に戻ってきているかどうかは別として、蔵書には入っているからそのうちに借りられるだろう。


写真集 北極圏のアウシュビッツ
亀山哲郎
4835443292



ブランディングズ城の夏の稲妻 (ウッドハウス・スペシャル)
P.G.ウッドハウス 森村 たまき
4336049505



私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件
フランク・ウイン 小林頼子/池田 みゆき
4270002344





【2007/10/14 23:50】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) |

読了本メモ

第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)
ローズマリ・サトクリフ
4001145790




楽しみにしていた割に積んでおいたらそのまま行方知れずとなりつい最近ようやく見つかった本(汗)。約半年振りの再会です(爆)。
池田正孝さんのカヴァー写真が素敵なんですよー。
数年前(4年前だったか)にハウスステッズ要塞跡に行った時のことを思い出しました。
訪れたのは11月。
空はどんよりとしていておまけに雨が降ってきて、斜面になっている芝の上で滑ってジーンズを汚して友に呆れられ、折りたたみの傘を失くしてきましたが、見学自体は非常に楽しかったです(ちっとも楽しそうでないのは何故……)。
このだだっ広い敷地に大勢のローマ軍兵士が駐屯してたのね〜としみじみしました。そして昔のトイレ跡の写真とか一所懸命撮っていた自分に対して遠い目(笑)。
そういえば、売店にサトクリフの本が何冊かあって買おうかどうしようか迷ってたんですが、結局買わなかったな〜とかどうでも良いことばかり考えてしまいます。
って本の内容と全く関係ないですねそうですねすんません。
読んでいてハドリアヌスの壁あたりが出てくるとどうしてもこう思い出しちゃうんだなぁおばちゃんはさ!(笑)


内容はと云えば(ってそっちを紹介するのが本筋だろう)、名作の誉れも高いので御存知の方も多いでしょうね。
喪失と友情と信頼をメインに、冒険を通じてふたりの青年が自らの道を見出していく物語でしょうか。
ローマン・ブリテンの時代背景と舞台となる土地の細かい描写はとにかく素晴らしいです。読んでいて眼前にマーカスとエスカの見た風景を自分でも見ているような気がします。
北の荒涼とした風景とマーカスにとって大切な場所となった南の土地の暖かさが対照的でありながら互いを引き立てあっているのが凄い。
やはりサトクリフの書くものは良いですのう〜。
もうちょっと女性が活躍してくれれば云うことないんだけど、贅沢云ってもねぇ。
あ、あとチビ(※狼の子)!
チビ可愛過ぎですチビ!! むっはぁ!!(興奮)
狼萌えの方には是非この可愛さを満喫して戴きたく!!
ファーシーアのナイトアイズみたいなタイプではございませんが、主人想いで可愛い(以下長くなるので略)。



池田正孝さんの解説(巻末エッセイ? 写真も美しいので是非御覧になって下さい)によれば、ローマン・ブリテン4部作はこれから岩波少年文庫に収録されるそうです。
今月は『銀の枝』が刊行されますし、揃えようと思っているので楽しみでっす♪




あと、長いこと積みっぱなしだったこの本↓をそろそろ読もうかな。


海のかなたのローマ帝国―古代ローマとブリテン島 (世界歴史選書)
南川 高志
4000268457




読了本メモ

ドラッケンフェルズ
ジャック ヨーヴィル
4894256037



TRPG『ウォーハンマー』の作品世界を独自に展開させたノベライズ作品と云うかほぼオリジナル作品?
ウォーハンマー自体を知らなくても特に問題なく読めると思います(自分がそうだったので)。
『ドラキュラ紀元』『ドラキュラ戦記』『ドラキュラ崩御』のキム・ニューマンの別名義作品だと云うのでこちらのシリーズも読んでみることにしました。


展開が早いな〜と思うものの、概ね面白かったです。

過去の因縁をなぞるかのように呪われた城で再現される惨劇や、クライマックスの舞台での展開は迫力がありました。
作中劇と合わせた章立ても心憎いですね。
でも、ジュヌヴィエーヴ嬢のキャラクター造形はニューマン名義の作品の方が好きかも。


読了本メモ

グッド・オーメンズ 下
ニール・ゲイマン テリー・プラチェット 金原 瑞人
4047915424



……うーん。
自分がバタバタしていてゆっくり味わいながら読んでなかったせいもあるのでしょうが、地球滅亡までのカウントダウン!ってな大風呂敷を広げられた割にはさっさと畳まれちゃったと云うか、あっさり結末まで行っちゃったと云うか。予言書の使われ方も大仰な割に勿体無い感じと云うか。色々あるのに解決方法があっさりし過ぎていると云うか。
要するに薄味過ぎてあんまり印象に残りませんでした(汗)。
なんか映画やドラマのメインエピソードだけ抜き出して書いたノベライズ作品を読んだような気分だったんだなー。
天使のアジラフェールと悪魔(堕天使)のクロウリーのコンビはなかなか良かっただけに残念〜。
文章が映像的なんでドラマや映画向きなのかもしれませんね。
(あ、ノベライズ作品がどうこうって云う訳ではありませんよ念の為。原作作品より面白いのでは?って感じる作品もありますし)



こうなってくると買おうと思っていた映画原作の『スターダスト』もどうしようかなぁと……。
映画の予告篇には心惹かれたんですが。



スターダスト (角川文庫 (ケ7-1))
ニール・ゲイマン
4042971016




個人的にゲイマン作品で一番好きなのはこれ↓


ネバーウェア
ニール ゲイマン Neil Gaiman 柳下 毅一郎
4924914347





ハチミツとクローバー 1 (羽海野 チカ )

『ハチミツとクローバー 1』
羽海野 チカ
ハチクロ 1



貸してもらったもの。海生さん有難う〜(私信)。
全巻まとめて貸りましたが、勿体無いから1日1冊までネ!(自分への戒め)


アニメを観ていたのでだいたいの話はわかっているのですが、漫画で読むと自分のペースで読めるのがいいですなぁ。
登場人物のそれぞれの向かう想いが一歩通行と云うあたりが読んでいて切なくも愛おしい「青春」の醍醐味炸裂ってな作品ですねー。甘酸っぱいぜ!
ああ、若い人たちの悩む姿っておばちゃんにはとっても眩しいワ☆


とりあえず、ローマイヤ先輩の笑顔にノックアウト気味なおいらです(笑)。ああんステキ。
あと、結果はわかってるのに竹本君を応援してしまうそんな自分……。
アニメの時も「竹本頑張れ! 超頑張れ!!」って思って観てたですよワタクシ(遠い目)。
でも好きなのは森田さん(おい)。



【2007/10/10 00:38】 漫画 | トラックバック(0) | コメント(2) |

映画

「ミス・ポター」を観に行ってきましたら、「ライラの冒険」の予告が観られてラッキーでした(笑)。うっひょう。
いや〜、ライラの子かっわいいし、ニコール・キッドマンはうっつくしいし!!(鼻息)
来年の3月が待ちきれませんですよもう。


「ミス・ポター」はお話的にはかなりストレートでした。
まぁ、実在の人物の物語だし、あんまり色々いじれないのかな〜とちょっと物足りなく感じました。
ビアトリクスとノーマンの恋は微笑ましくて応援したくなるし、エドワーディアン(ヴィクトリアンからの移行期か?)なロンドンの風景も素敵だったんですけどねー。
時間があれば長文感想も書きたいと思います。



【2007/10/09 23:48】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) |

読了本メモ

グッド・オーメンズ 上
グッド・オーメンズ 上





人間世界が気に入っている為、ハルマゲドンをなんとか食い止めようとする天使と悪魔が奮闘する話かな。
黙示録を実現させる鍵となる子供をめぐって天国・地獄の勢力は勿論、人間までが巻き込まれて英国がえらいことになってます(笑)。
大事が扱われている割にはノリが軽めなのがゲイマン風で、魔女の生き方が地にに足がついているっぽいところがプラチェット風な印象を受けました。
壮大な話になるのかこのまま限定地域への言及で終わるのか。
下巻でびっくりさせてもらえることを期待していますー。



読了本メモ

幼き子らよ、我がもとへ 下 (3) (創元推理文庫 M ト 6-4)
幼き子らよ、我がもとへ 下 (3) (創元推理文庫 M ト 6-4)




下巻の読みどころはスケリッグ・ヴィハルの荒涼とした眺めとクライマックスの法廷劇かな。
あと、お兄様のコルグー王がステキでした。
しかし、『蜘蛛の巣』と違って最大の和みポイントであるエイダルフ修道士がいなかったので、フィデルマの性格のきつさと云うか大上段に正論を云ってのける部分が読んでいてちょっとしんどかったです……。
今回のワトソン役(?)の戦士カースも悪くはないんですけども、和むまでには至らなかったので。
正義と真実に重きをおくフィデルマの主張は勿論正しいものではあるのですが、個人的には読んでいて息苦しくなる部分が多いな〜と感じてしまったのも事実です。
歴史的な部分は本当に面白いんですけどね。
この先フィデルマに情の部分がもっと出てくると良いんだがなぁ〜。




読書そっちのけ

キタユメ。さんの世界の国々擬人化歴史コメディヘタリアを読みふけっている秋の夜長にコンバンハな羽鳥でございます(意味わからん)。
世界史ってこんなに凄く楽しいんだね! 
時代が混ざっちゃってるからテスト勉強の時に困るかもしれないけど、おいらもう学生じゃないからいいや(←おい)。
しかも高校の時は日本史選択だったしネ!(でも昔覚えたこと皆忘れてるけどさ……)



それにしてもイタリア可愛いよイタリア!!
でも個人的な好みはオーストリアさんとスペイン兄ちゃんと苦労症なリトアニア君。
いや勿論イギリス君も好きですよ?
チェコはまだ出てきていないのですが、ハプスブルクつながりだしハンガリーさんとライヴァル関係な女子になるとイイ!とか思ってるのはおいらだけでしょうか(笑)。
あーでもリアさんとハンガリーさんラヴラヴだし、隙がなさそうかも。
しかし最大の問題はドイツとロシアとの絡みがビミョーっぽいところよね……(汗)。


それにしても、来年大阪でオンリーイベントがあるとはすっげえ人気なんですねー。ほっほー。



【2007/10/06 23:29】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(6) |

読みたい本メモ

私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件
私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件




芸術家としては成功しなかったのに、贋作者として大成してしまった画家についての本。
映画にでもなりそうな出来事なんですが、ノンフィクションだってのが凄いよな……。


新刊メモ

10/16 『銀の枝』(ローズマリ・サトクリフ 岩波少年文庫 ISBN978-4-00-114580-9 C8397 )
サトクリフ作品はこの先も少年文庫におちるんですかね。だったら揃えたいんだけど。
10/24 『魔女とふたりのケイト』( K.M.ブリッグズ 岩波書店 ISBN4-00-110976-X C8097 )
こちらは復刊。図書館で何度も借りた作品なので買おうかな〜。
10/09 『西洋中世の男と女─聖性の呪縛の下で』(阿部謹也 ちくま学芸文庫 ISBN 9784480091024 )
10/09 『西洋館を楽しむ』(増田彰久 ちくまプリマー新書 ISBN 9784480687692)



<漫画>


10/26 『扉をあける風』(波津彬子 小学館フラワーコミックススペシャル ISBN 9784091313966 )
10/23 『ヴィンランド・サガ 5』 (幸村誠 講談社アフタヌーン )


11/22 『チェーザレ 破壊の創造者 4 』(惣領冬実 講談社モーニング)
11/22 『Danza [ダンツァ] 』 (オノ・ナツメ 講談社モーニング)
11/13 『のだめカンタービレ 19』 (二ノ宮知子 講談社kiss)



本が行方不明(またか)

フィデルマを読み終わったら『ドラッケンフェルズ』を読もうと思ってるんですが、ジャック・ヨーヴィル名義を読み終わったらキム・ニューマンの方も読み返そうかなーと自室を発掘してみたらば、1・2作目は見つかったのに3作目↓だけが見つかりません(いつものことだが)。
で、古本をもう1冊買った方が自室を漁るよりも早いんじゃなかろうか?と思ったので、あまぞんのマーケットプレイスを見てみたらば、凄い値段がついてましたよ3作目……。ぎゃふん(死語)。
あーこりゃ本腰入れて探さなくてはだなぁ。



ドラキュラ崩御 (創元推理文庫)
ドラキュラ崩御 (創元推理文庫)




つか、キム・ニューマンの方は三作品とも品切れ中なんですか?
せっかく6冊揃って読めるチャンスなのに残念〜。



【2007/10/02 23:24】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) |

読了本メモ

幼き子らよ、我がもとへ 上 (1) (創元推理文庫 M ト 6-3)
幼き子らよ、我がもとへ 上 (1) (創元推理文庫 M ト 6-3)



『蜘蛛の巣』(→感想)に続く、7世紀のアイルランドを舞台とした、裁判官(弁護士)の役割を持つ<ブレホン>でもある修道女フィデルマが探偵役を務めるケルト・ミステリの第2弾ですが、原書の出版順から云うと3作目でございます(ややこしい)。
しかも、上巻の帯裏によれば次回の翻訳予定は4作目になっていますよー(※『蜘蛛の巣』は5作目)。
1作目と2作目は翻訳して下さらぬのじゃろうか……。
舞台がノーサンブリアとローマだから駄目なのかしら。ワタクシは激しく読みたいんですけど!(鼻息)


ドハティーのアセルスタン修道士シリーズは原書の刊行順と同じなのにな〜(来年には3作目が翻訳予定だそうです。嬉しいなぁ!)。



そんなことはさておき、ゲール語の太字と多めな訳注、説明的な記述が多いのを除けば(←何様か)非常に面白いシリーズだと思います。
今回は修道院で起こった殺人事件が国家間の問題に発展しそうになる中で、モアン王国とラーナン王国の大国同士の力関係に小国のオスリガの事情が関わってくるらしい展開になってます。
もつれあった謎の糸をフィデルマがどのように解きほぐしていくのか楽しみです。




ヴァイキングですか

性懲りもなく脳内メーカー前世ヴァージョンをやってみましたらば、下のような結果になってました。




脳内メーカーシリーズ
羽鳥の前世の脳内イメージ



戦と島があるところを見ると、ワタクシの前世は海賊か何かだったんでしょうか(笑)。
しかしあれですね、戦バカにも程があるだろうと!
きっと「戦だぜぃ〜、イヤッホウ!」とか奇声を発しながら戦場に真っ先に飛び出して行った挙句、敵方の矢とか槍とか銃弾にさっくり当たって死んだに違いありませんヨ。
頭脳戦が苦手そうだしな……。
ちっとは頭使えや前世のオレ(涙)。



【2007/10/01 22:38】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(8) |
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