日々雑景
本や漫画や映画の感想に購入本のメモと雑記など

雨の降りしきる中

新宿まででかける用事があったので、ついでにアンティークフェア in 新宿を覗いてきました。楽しかったぁ!
ミネラルフェアのDMのチラシを持っていくと抽選会にも参加できるってんで、ウキウキ持って行きましたらドリンクチケットが当たりました。わーい。会場内が尋常でなく寒かったので無料で貰ったコーヒーが五臓六腑にしみたですよ……。



西洋骨董や和骨董、コレクタブルアイテムとか色々なジャンルがあって面白かったです。
本場のマーケットも楽しいのですが、日本での骨董市はちゃんと言葉が通じるから楽でいいよネ!(笑)


あまり予算を持ってこないでさっさと撤収しましたが、英国史蹟の地図イラストが入ったティータオル(よく観光地でお土産として売ってるようなものなんですけども、アフィントンの白馬とかコーンウォールのメン・アン・トールの丸石とかオールド・セーラムの跡地やら、割と渋めの史蹟セレクトが気に入ったのでちょい高めかな〜と思いつつも即決で買い・笑)と、リネンにちょこっとレースの入ったお手頃価格のドイリー(でいいんでしたっけか。コースターみたいな小さな敷物みたいなもの)を購入。
それから、マン島のFDC(※記念切手に発売初日の消印が押してあるもの)がヴァイキング船の図柄だったのでウキウキ買いましたよ! 
なんかヴァイキングがマン島にやってきて1000年(切手の発行が1979年で、ヴァイキングが来たのが979年らしい)の記念切手みたいです。掠奪にやって来た人たちの航海を記念するのもどうなのかという疑問がございますが、それはそれで深く追求するものではないのか(笑)。
あとはオランダの動物柄の切手を買いました。
紙物と布物だったのでかさばらないものばかりだ。


紙物と云えば、ジョージ6世(エリザベス女王様のお父上)の戴冠式の写真が載った新聞があってとても欲しかったです。「でも何に使うのよそんな超古新聞を!」と己にツッコミつつ予算がないので諦めました(涙)。しかし、昔の新聞って意外と長持ちするんですねー。保存状態が良かったのもあるのでしょうが、結構綺麗だったんですよ。
色とデザインがステキな北欧食器も欲しかったな。人気があるからちょいとお高めでしたのでこれも諦めました。北欧ファブリックも綺麗でしたー。



明日が最終日ですので、お近くまで行かれる方は覗いてみるのも楽しいかも。
入場無料です。
公式サイトの抽選券バナーをクリックすると抽選券の印刷ページに飛べるので、行かれる方は印刷して持っていくと良いですよ。はずれでもお菓子が貰えますから〜。



そしてワタクシは来週も同じ会場に行くことに気がつきました(笑)。
まぁあれだよね、化石鉱物はある意味究極のアンティークだしね……(その理屈はどうなのか)。



【2008/05/31 23:06】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) |

ナルニア2を観てきましたよ

リーピチープの活躍っぷりに全オレが萌えています。皆様こんばんは(挨拶)。
全オレNO1ヒットで今週の脳内興行成績第1位くらいの勢いです。
彼の有り余るほどの高貴さに話の本筋を3回くらい見失いがちになってしまったことを告白いたしますハイ。
長文感想はまた後程鬱陶しいくらいに書くとして、以下私的感想のメモ。





<良かった点>


リーピチープ(まずそれか)。
冒頭のカスピアン逃走シーンの疾走感。
「兄さんだけでも勝てたよな」×2 byエドマンド。(←これは試験に出るから皆覚えておこうね!)
思春期らしく何だか色々有り余っちゃってるものを持て余し気味なピーター。
彼と対照的にやたらに分別のあるスーザン(メガネ君のナンパに偽名で答えるところも良かった☆)。
ケア・パラベルの廃墟。
ケア・パラベル入城の際に堂々としているペベンシー4兄妹たちと対照的にためらいを見せるカスピアン。
ミラースの城(って名前ないんだよね?)の難攻不落っぷり。なんかこうウェールズの城を連想しました。塔がたくさんあってかっちょええー。
ミラース役の俳優さんがシェイクスピア劇の悪役みたいで華があったところ。マクベスとかリチャード3世とか似合いそう。特に戴冠シーンが特に恰好良かったです。マント翻す姿が絵になるんだなぁこれが!(興奮)
ミラース城潜入の時の飛行部隊がグリフィンでステキ。
ミラース城の猫しばり(笑)。
ミラース軍に使者として赴くエドマンドの口上。
リーピチープ隊の隊員たちの忠誠っぷり。
「1300歳年上だもの」(by スーザン)



<あんまり評価できない点>



コルネリウス博士の出番が少な過ぎ(夜中の授業のシーンは入れて欲しかったのに!)
尺の割に戦闘シーンが多過ぎで長過ぎな上にスペクタル過ぎ。
人間もナルニア人もたくさん命を落とし過ぎ。あと物を壊しすぎ。
攻めるに難く守るに易いミラース城を攻める時の計画性の無さ。セントールの人が参謀としてどうにかしてくれるのかと思ってたら違いましたヨ……。
ミラース軍とカスピアン軍の戦力の差が絵面的に歴然とし過ぎて観ていてちっとも勝てる気がしない(云っちゃ悪いけど、寄せ集めのカスピアン軍がきちんと訓練されている上に武器甲冑のレヴェルも格段に違うミラース軍に勝てる訳ないよー。だって騎馬隊だけじゃなくて歩兵もぎっちりの大軍だしおまけにカタパルトとか持ってきてるんだよ?)
ピーターとカスピアン、ふたりの「王」の対比をもっと明確にして欲しかった。似ているところとそうでない部分の差異を際立たせると良かったんじゃないかなぁ(何様だよおい)。
つか、カスピアン結構地味な役割っぽくね?(※最大の問題点かも……)




そんな感じの映画でした(どんな映画よ)。


とりあえず「朝びらき丸」は製作決定なようで嬉しいです。
個人的な希望としては、是非ともラマンドゥの娘さんに名前を! 名前付けてくれ頼むから!! 
いや、原作読んでてすっげえ不満だったんですよね……。


【2008/05/29 02:21】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) |

ラフマニノフ ある愛の調べ (2007年 / 露)

公式サイト(※音が出ますので御注意)




貰ってきたチラシのアオリ文句に
天才作曲家セルゲイ・ラフマニノフのあの‘不滅の名曲’誕生秘話が、今明かされる──
とあったもので、勝手に「んまぁ! ラフマのピアコン第2番誕生感動秘話なのネ! それじゃ是非とも観に行かなくちゃだわ!!」と鼻息も荒く意気込んで観に行きましたら(その割には公開されてから一ヶ月以上経ってるけどな……)、想像してたのとかなり違ってました。
確かに曲が書けなくなったラフマニノフが精神療法を経て立ち直る場面はあるんですけど、「新しいピアノ協奏曲が書けた! 有難うダール先生、あなたにこの曲を捧げます!」とかそんな場面は無いんですよねー。
たぶん監督はそういったものは描きたくなくてその辺りの盛り上げどころはあえてさらっと流したのだと思いますが、「誕生秘話」を期待する観客としてはやっぱりちょっと「あらら〜そこ流しちゃうんだ?」と考えてしまいました(笑)。




それはともかく、ラフマニノフの半生とそれを彩る三人の女たちに監督独自の解釈を絡めて描いた「ラフマニノフ幻想」と云える映画で、ロシアでの革命後にアメリカへ亡命したラフマニノフの現在と回想が交錯する構成となっています。
ただ演奏者としてのみ必要とされること、十年間に一曲も作曲できないこと。
演奏者としてのみ師に認められ、作曲を禁じられながらもなお創作をせずにはいられないこと。
ラフマニノフの現在の苦しみ苛立ちと過去の挫折や傷心が絡み合い、彼と彼の音楽に関わることになった女性たち。そして謎の贈り主からラフマニノフに届けられる彼にとって特別な意味合いを持つライラックの花。
伝記的な作品ではないのでその辺を期待すると肩すかしだと思いますが、個人的には好きなタイプの作品だったので大画面で観られて良かったと思っています。
ええ、何と云っても画面がたいへん美しかったので!
劇中での現在の1920年代アメリカの華やかさも良いのですが、回想シーンのロシアの風景の美しいことと云ったらもう。
おそらくはラフマニノフの回想の中で美化されている演出なんでしょうけれど、ライラックの咲き誇る庭を走るセルゲイ少年のシーンを観られただけでもお金を払った甲斐がありました(それもどうなのか)。
セルゲイ少年と小さなナターシャの出てくる庭の場面は静止画にしてポスターにしたいほど愛くるしかったですよ。
と思ったら、撮影は「ククーシュカ ラップランドの妖精」でもお子たちをこよなく愛くるしく撮ったアンドレイ・ジェガロフ氏だそうで。道理でお子たちが可愛くて緑が美しく撮れている訳だー。
ただ、非常に残念なことにジェガロフ氏は昨年42歳の若さで亡くなったそうです。
ああこんな素晴らしい才能を持つ方の映像がもう観られないなんてなぁ……(落涙)。


この映画のラフマニノフの人生において重要な役割を持つのは、「交響曲第一番」を捧げられた蠱惑的な人妻のアー・エーリことアンナ・ロディジェンスカヤ、従妹でありラフマニノフを生涯支え続けた妻ナターシャ、革命思想に賛同する女子学生マリアンナの三人ですが、アンナとナターシャの描き方は良かったものの、マリアンナとの関係にはちょっと唐突さを感じました。編集段階でいくつかエピソードを切っているのかな。
予告篇にあったマリアンヌの「彼は音楽しか愛せないのよ」って台詞は何故なくなってしまったのでしょうか……って編集の都合なんでしょうが、マリアンヌだけが知っていたセルゲイの一面を窺わせる台詞だと思うのでかなり残念です。
その他にもかなり端折っている場面があるような気がしてなりません。
師匠であり育ての親でもあるズヴェレフ先生やダール医師、スタインウェイ社のフレッドとの関係のエピソードはかなり切っている箇所が多そうな印象。
特にナターシャの婚約者だったダール医師についてのフォローがないからすっごく気になってるんですけど!
(本筋とは関係ありませんが、ダール医師がラフマニノフに催眠療法を施す場面で、千秋の飛行機恐怖症を治すのにのだめが催眠術を使っていたのを思い出しました。このエピソードからアイディアを得たんですかね二ノ宮先生)



色々と解決していないことが多々あるにせよ、降り注ぐ雨がラフマニノフを祝福するかのような余韻の残るラストはとても良かったと思います。
音楽好きな方は是非とも大画面で観て戴きたい映画です。



観終わった後の率直な感想としてはラフマニノフの天賦の才能と人としてのダメダメ度が見事に比例してたよな!ってことでしたが(笑)。




おおきく振りかぶって 10 (ひぐちアサ)

おお振り10巻おおきく振りかぶって Vol.10
ひぐち アサ
講談社 2008-05-23






三回戦の崎玉高校篇はこの巻で決着がつきます。
今回は試合運びそのものの面白さよりも各選手たちの心理描写に重点が置かれていたかな。
田島君に対する花井君の感情が堪能できたので個人的には嬉しかったです(笑)。
4番のプレッシャーと必死に闘う花井君に心の中で声援を送りつつ読んでました〜。うおお頑張れ花井君!(鼻息)
でも花井君の偉い所は自分のことでいっぱいいっぱいになりながらも周りのこともちゃんと見てるところだよね。流石キャプテン。
今は同級生ばかりでやってるから際立たないけど、彼のこの資質は来年になって一年生が入ってきたらまた大きく花開きそうな気がします。
ってぇか、後輩にめっちゃ慕われると思うよ花井先輩。
田島君の存在の大きさも雄弁に語られていましたね。小さい体に(←失礼な)これほどのパワーと存在感を秘めているとは凄いなぁ!
「ナイピッチ!」はやっぱり恰好良かったですー。惚れそうになった(笑)。
モモカンの監督としての手腕も凄いですよね。
その場しのぎでなく選手を育てていこうとするのって時間がかかるし焦っちゃいけないしで大変だと思います。口を出すべき所とつぐんでいるべき所の見極めも難しそうだし。
花井君のエピソードではモモカンの指導者としての能力の高さも描かれていましたね。
西浦はもっともっと良いチームになりそうだな!



崎玉の方ではなんかこう色々とユニークな(笑)大地君をはじめ、チームメイトに対して強いことが云えないタイさんこと小山君のこととか、そんな彼を歯がゆく思っちゃってる市原君(たぶんそれはタイさんを慕うが故のことなんでしょうが)の葛藤などが描かれていました。
桐青戦の時にも感じましたが、対戦相手の心理に触れることで読者にとって相手チームが単なる敵にならずに忘れがたい存在になってしまうあたりの描き方が巧いなぁと思います。
また彼らに会える日が来るといいな。


今回はママさんズのやりとりに和みました。「タカなんて知らないっ」って拗ねる阿部ママが可愛いかったぁ!
阿部パパも出てきましたけど、阿部君は目元と性格以外はママ似なのかしらどうかしら(笑)。




最後に呂佳コーチが気になることを云っておりましたが、ひょっとして阿部君かなりピンチ?





【2008/05/24 09:50】 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |

購入書

おおきく振りかぶって Vol.10 (10) (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ
4063145042


崎玉高校篇完結巻。
しっかし、この巻の収録分って2006年12月号までのなんだよね。
ってことは2007年分がまるっと単行本未収録かー。



Pen (ペン) 2008年 6/1号 [雑誌]
B0018D9CXO



絵本特集って女性誌の専売特許かと思いきや、男性誌でも特集が組まれるとは。


【2008/05/23 23:30】 購入本 | トラックバック(1) | コメント(6) |

ここ最近

どうにもナルニア関係の検索が多い(当ブログ比)なぁと思ってましたらば、ナルニア第二章は本日公開ですか。
ワタクシは来週観に行く予定です。
そう、高貴なあの方に会いに。


待ってて☆リーピチープ!(←ええー?)


だってリーピチープ大好きなんですものー。
ネズミ王子な彼をぎゅぎゅっとして毛皮をふかふか〜っとするのはナルニアファンが一度は夢見ることじゃなーい? え、違うの?


で、検索ワードとしましては「ナルニア」と「ダーウィン」のコンボがダントツなんですが、未だに「オレイアス」も強いですよ。
皆そんなにスキャンダー君とオレイアスが好きか(笑)。
あとごめんなさい、スキャンダー君のお父上のランダル氏の画像は当ブログにはございません(笑)。
でもテレビで観た限りでは知的な美紳士でしたヨ!(頬を染めながら)
オレイアスはまぁ、日曜日に地上波で第一章の放映があったしねー。
一番の見所を見逃しましたが(サラリーマンNEO観てたから)、やっぱり恰好良いよねオレイアス。
ピーター以外眼中にないっぽいけどネ!
(リンク先の文章は笑いを取ろうと頑張って書いたものなのに今読むと激しくお寒いのは何故ですか。ってそんなこと問われても)


ナルニア映画に関してはワタクシ結構点が甘いかなと云う気がしてますけど、原作の隙間の埋め方が好きなので楽しみなんですよ。まぁ戦闘シーンはアレだけどさ(笑)。
ライラよりも付き合いが長い分、自分のナルニアのイメージが確立しているから割と何でもOKなのかもしれません(こういうところが大雑把なB型)。


そうそう、なんか「オチカ」についても検索が多いんですよね。
瀬田訳だと「お小さい方」→「オチカ」ですが、原文は確か「Dear Little Friend」で「DLF」だったと思います。でも原書流し読みしたの激しく昔だから間違ってたらすいません。てへ☆(←おいコラ)


【2008/05/21 22:50】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) |

先週末のワタクシ

なんか気がついたらブログ4日もさぼってましたすいません(汗)。


そんなこんなですが先週の土曜日は浅草の三社祭を見てきました。
朝から気合入れて行くぜ!とかじゃなくてお神輿だけ見られればいいやと思ってたので着いたのはお昼前。



雷門



↑お神輿通過仕様で雷門のちょうちんが半分になってました。ワーオ!(笑)




神輿1



↑仲見世の脇道に置いてあったお神輿。
なんか小さめ?と思っていたら子供神輿だった模様。
大人用のは担ぐ部分の棒(?)がもっとぶっといのです。


神輿2



↑12時半ころからお神輿を担いだ粋な若い衆がわっしょいしながら仲見世を通ります。


神輿3



↑で、浅草寺に御挨拶した後に浅草寺の裏の広場にお神輿が多数集結してそれはそれは壮観だったようなのですが、ちらっとしか見られなかったのでよくわからんです。
つか、浅草寺にお参りしてとっとと出ようと思ってたのに境内から広場を眺める人々に揉まれてなかなか出られなかったヨ……。
なんか一説によると三社祭は150万人の人出だったとかで。
普通の日でも混んでるのに凄い混んでる日に行ったもんだなぁ。


あ、この日地元のおじいちゃん(法被着てたから地元の方に間違いないと思う)が「あー、そこまっつぐ行ってー」と云っていたのを見て、「うひょう、おじいちゃん生粋の江戸っ子だねい!」と激しく感動しました(笑)。生で浅草弁聞いたよ!


そんで天丼食べて人形焼とせんべい買って合羽橋に寄って帰りました(浅草フルコース)。
楽しかったです♪


【2008/05/20 23:42】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) |

読了本メモ

教会の悪魔〔ハヤカワ・ミステリ1811〕 (ハヤカワ・ミステリ 1811)
ポール・ドハティ 和爾桃子
4150018111




ドハティの中世ミステリ、ヒュー・コーベットのシリーズ第一作。
今回は13世紀のロンドンが舞台となります。
エドワード1世の密命を受け、教会で自殺した金匠の死の謎を探ることになった書記ヒュー・コーベットの活躍を描いております。
面白かったのですが、これからお読みになる方へ老婆心ながらひとこと。




著者あとがきがざっくりネタバレなのでミステリ部分を楽しみたい方ははじめからきちんと読もうネ!


って云うかもろに名指しですんでそこのところヨロシクね☆
まぁ最初からちゃんと読んでも黒幕の人の行動が不審過ぎるのでさらっと察しはつくと思うんですよ。
でも「こいつが怪しい……」と思いながら読むのと「あーこいつが犯人なんだよねー」と思いながら読むのでは楽しみ方が全く違ってくるではございませぬか。
初読の際はやっぱり謎解きのギリギリまで犯人の名前は知りたくないですよね?
いや、犯人がわかってないと安心して続きが読めないって方もおいでだとは思いますが。
それはともかく、中世ロンドンの臭さ汚さ不潔さを綿密に描写する著者の筆はここでも健在ですね。堪能しました!
そういうところをウキウキ読んでる自分もどうかと思いますけど、ドハティ作品の面白さは舞台世界の緻密な描写にあると思いますんで。


本作でのコーベットは不幸の上に不幸が重なる人みたいですが、次回作からはもっと明るい展開になるといいねぇ……(溜息)。




舞台となる作品世界の時代背景と文化を簡潔にわかりやすくまとめた訳者あとがきは読み物としてとても面白く参考になりましたが、ひとつだけ疑問に思ったことが。
ロバート・バーネル大法官の司教座のウェルズ(Wells)はノーフォークじゃなくてサマセットの方じゃないのかなぁ。
いや、中世の司教座について詳しい訳ではないので間違ってるかもしれませんが、バースに近いのはサマセットのウェルズなんですよね。グラストンベリも近いし。
でも北と南西部に幅を利かせてるって設定だったらすいません(汗)。


因みにウェルズには立派な大聖堂があります。
十年ほど前にグラストンベリに行った時にこの大聖堂のことを知って以来、美しい外観と内装を見に行きたい〜と思ってますが、なかなか不便なところにあるんだよねぇ。
つか、どこでもいいから英国行きたいよう!
ロンドンだけでもいいよう!




6月の新刊メモ

例によって本やタウンの情報から。
どうも最近とりこぼしが多いような気がしてますがとりあえずのメモ。



<文庫>


6/3 『風の王国 嵐の夜(下) 』 毛利志生子 集英社コバルト文庫 (9784086011679)
6/ 3 『アンゲルゼ 最後の夏 』 須賀しのぶ 集英社コバルト文庫 (9784086011723)
6/24 『王と最後の魔術師』上下 エレン・カシュナー&デリア・シャーマン ハヤカワFT文庫 (9784150204709 9784150204716)



<漫画>


6/ 16 『コルセットに翼(2)』 もとなおこ 秋田書店プリンセスコミックス (9784253196123)
6/23 『ヴィンランド・サガ(6)』 幸村誠 講談社アフタヌーンKC (9784063145106)
6/26 『姫の恋わずらい』 波津彬子 小学館フラワーコミックススペシャル (9784091317209)


<書籍>


6/ 24 『ビヨンド(仮)』 ジェフリー・フォード著 貞奴訳 国書刊行会 (9784336050281)
国書刊行会のページでは『緑のヴェール』になってたのでこちらが本タイトルになるのかな。

購入書

【2008/05/13 20:20】 購入本 | トラックバック(0) | コメント(0) |

読了本メモ

論理は右手に (創元推理文庫 M ウ 12-3)
フレッド・ヴァルガス 藤田 真利子
4488236049



三聖人シリーズの2冊目。
とは云うものの、今回の主役は元内務省調査員のルイ(リュドヴィク)・ケルヴェレールですね。
マルクとマティアスも彼を助けて活躍しますが(リュシアンはマルクの荷造りの手伝いはしてますけど、今回の事件には直接関わってないのです〜)、三聖人の出番は少なめ。
あとヴァンドスレール(マルク伯父)の出番が殆ど無いのが哀しかった……。
しかし、有能でありながらもヘタレ感漂いまくりなケルヴェレールが結構好みだったので、それはそれでまあいいか☆(いいのか)
やっぱあれだよね、有能なヘタレには挫折と自嘲と離別(特に昔の恋人が忘れられなかったりするとベストです)が不可欠だよネ!(鼻息)
今回はあまりボロ館が出てこなくて残念でしたが、次回はたくさん出てくるといいなぁ。


サイドバーに

新しいオトモダチを貼ってみました。
twitter にしようかなーとも思ったんですが、えいごのせつめいをよむのがめんどうなので(棒読み)。
ブログ記事にするまでもないか?ってなよしなしごとをもそもそ書いていこうかと。
飽きちゃわなければネ!(←おい)
しかし、多かれ少なかれ本についてのメモに成り下がるんじゃろうなぁ……。
携帯からも更新できるみたいなので、そのうち出先からでも試してみよう。

【2008/05/10 21:58】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) |

殿といっしょ 1 (大羽快)

4840119503殿といっしょ1 (MFコミックス)
大羽快
メディアファクトリー 2007-09-22





あまぞんでなんかやたらにお薦めされるので買ってみました。
でも買ったのはあまぞんじゃなくてすいません(汗)。
ついでに眼帯も買わずにこの漫画買っちゃってすいません、伊達の殿様。


戦国武将の皆様とその家臣たちをテーマにしたギャグ4コマ集。
1コマあたりの情報量が多いのでできればA5サイズくらいで読みたいなぁとか思ってしまいましたが、内容が面白いからまぁいいか。


有名な武将は勿論、ちょいとマイナーな武将たちまで面白く描いてしまうのが凄いです。
信長様が必要以上に焼き討ち大好きだったり、秀吉が笑い(主にダジャレ)で天下を獲ろうとしていたり、伊達政宗がどうにもこうにも眼帯マニアだったり、傾奇者な前田慶次がファンキーな生き様と裏腹に実は結構(かなり)良い奴だったり。
あ、この作品での信長様は非常に非情です。
叡山の坊様たちの○○○○をすべて焼き払った挙句、数日後には若い△△を大量に送り込むのですよ。
血……血も涙もない! ヒイイィ!!(ブルブル)



個人的には、脳天気極まりない父の昌幸と弟の幸村にいいようにあしらわれている苦労性の真田信幸にエールを送りたいです。父と弟に振り回された挙句、家で待つのが鬼嫁って気の毒過ぎる……!(涙)
あと、島津四兄弟と悪の親玉(?)大友宗麟の熱きバトルの続きとか(九州がなんかもう大変なことに……)、萌えで四国を制覇しそうな勢いの長宗我部元親(ツインテール?な乙女系男子)のこれからが気になります。
それから、今川・ファンタジスタ・氏真(※蹴鞠がうまい)の活躍にも期待(笑)。


戦国時代の歴史が楽しくなること間違いなしなこの本で、殿(たち)と愉快な仲間たちの饗宴をとくと御堪能あれ(笑)!



そう云えば、この本に蜂須賀小六が出てきたので思い出しましたが、女優の釈由美子さんって蜂須賀小六の末裔なんだそうですね。びっくり。


【2008/05/09 23:41】 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |

ダーウィンとナルニア





気がつけばもうじき映画の公開なので貰ってきたブログパーツ(ウィジェットだっけ?)を貼ってみました。
本当はサイドバーに貼りたいんだけど幅が足りないのよねぇ。


ところでたまたま観ていたテレビ番組にダーウィンの子孫(ダーウィンから数えて6代目かそこら)の俳優さんが出ていましたが、ナルニアに出演しているスキャンダー・ケインズ君のことでしたよ。
あーそう云えばパンフレットだったか公式サイトに書いてあったような(もう忘れてるのか)。
つーことはウェッジウッド家ゆかりの人でもあるってことだよねスキャンダー君(ダーウィン夫人エマはウェッジウッド家の人です)。
それはそうと、もうすっかり大きくなってまして立派な青年になっちょりました。なんか全体的に細長い感じで成長期にびっくりだ! よそのお子さんは大きくなるのが早いねい……。
そしてスキャンダー君の父上(作家のランダル・ケインズ氏なんだそうで)もちらっとご出演なさってました。渋くてステキでした(笑)。



時にこの話のキャラクターに「松露とり」(※瀬田貞ニ 訳)ってアナグマがおったのですが、映画ではやっぱりカタカナになってました。「トリュフハンター」なんですって。なんかアナグマでなく豚さんっぽく感じるのはワタクシだけですかそうですか(笑)。



それはそうと、上野の国立博物館で開催されているダーウィン展を忘れずに見に行かなければ。とダーウィンつながりでの自分メモ。


【2008/05/06 20:36】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(4) |

物欲

これが欲しいのです。
凄く欲しいのです。
先日も彼と戯れたくて近隣のケータイショップを徘徊しましたが、見本がありませんでした(涙)。
カタログだけでも貰ってこようかなぁ。
いいなぁ〜、ケータイロボ(指をくわえつつ)。


【2008/05/05 00:06】 雑記 | トラックバック(0) | コメント(4) |

エマ 10 (森薫)

4757741782エマ 10巻 (BEAM COMIX)
森 薫
エンターブレイン 2008-04-25






最終巻です。
最終話のサーヴィスっぷりからして、グランドフィナーレであり華々しいカーテンコールな巻ですかね。
しかし、カヴァー画にドレス姿ではなくメイド服姿を持ってくるあたりに著者の思想の骨太さを感じました(笑)。



個人的には大・好・物!なイートン校が出てくる「規律」がお気に入り。
監督生(プリフェクト)になったアーサーのお話なんですが、厳しいアーサーと優しいプレストン君のふたりってちょうど父母なポジションな感じですよね〜。
珍しくへこみ気味なアーサーの姿もまた趣き深しでございます。
って云うか校長先生ラヴ☆(おい)
小生意気な新入生のラムゼイ君は予想以上に骨のある子みたいで将来が楽しみ♪
あと、スティーブンスさんの魅力満載!!な17話のラスト数ページにも大注目です。


エレノアにも幸せが訪れそうでほっとしたり、メルダース家使用人サイドではやっぱりターシャがいい娘だったり、アデーレさんがやっぱり恰好良かったり(ハンスとのあのやりとり込みでステキ☆)、マリアが相変わらずだったり(笑)。
相変わらずと云えばハキムもそうですね(笑)。彼はジジイになってもあのまんまでいて欲しい。


ひとつの時代が終わって新しい時代がやってきたのを説得力のある絵で描いているところも素敵でした。描写のひとつひとつに愛情と執念を感じますですハイ。
本当によくもここまで細部に凝れるものだ……。


長く続いたシリーズが終わってしまうのは寂しいですが、新しい作品も楽しみです。
次回作に関しては、書生アンド女学生ものっぽい?エントリーナンバー6の「人生三割引」を希望です!
時代的にも近いし、英国からのお雇い外国人教授を出演させればメイドさんを出すのも不自然じゃないヨ!(←そうか?)
そんな巻末漫画の次回作リストはネタだと思ってたのに、ちゃんとアンケートハガキにも書いてあったのに笑いましたわ。


【2008/05/04 23:44】 漫画 | トラックバック(0) | コメント(4) |

世界の車窓から DVDブック NO.12

昨日発売の世界の車窓から DVDブック NO.12は「チェコ・スロヴァキア 中世の街をたどる旅」ですよ。
プラハ中央駅のカフェの内装の写真を使った表紙が目印ですよ。


テレビシリーズをDVD用に再構成したものなので、所々でちょっとぶつ切れ感があるところ(プラハでスメタナな場面で音楽的にぶっつり切られてたのが残念だったよ……)が難ですが、各ルートの名場面はほぼもれなく収録されているので満足感はあります。
スロヴァキアのスピッシュ城の映像が入っていたのには小躍りです。廃墟大好き!
しかしこう、駅と列車の魅力が物凄く満載ですよね(笑)。
移動手段である列車映像の多さに関しては比類が無いと云いますか。
でも駅舎の外観と内装の映像はひたすら大好きなんで嬉しい♪
列車を降りた後の街の映像が少なめなのは収録時間の問題で削られちゃったのかな。
まぁ、「世界の各都市から」でもなければ「世界の観光名所から」でもないので仕方ありませんけども。
絵面的には結構地味めなターボルの映像が嬉しかったです〜。
ビバ中世の要塞都市!(鼻息)


1470円で列車の旅気分を満喫できましたんで個人的にはお値段以上の価値はあったかな。



来月20日発売予定の15号目のイギリス、8月に出る18号のフランスその2(ノルマンディー・ブルターニュ篇)、10月の22号オーストリア篇、12月の26号ハンガリー・ルーマニア・ブルガリア篇などは購入したいです。
次回のギリシア篇とその後のトルコ篇にも魅力を感じますが、そう云ってると全巻揃えないとならないからなぁ。
そんなスペースはないから我慢しないと!

【2008/05/03 23:24】 購入本 | トラックバック(0) | コメント(4) |

読了本メモ

漂泊の王の伝説
ラウラ・ガジェゴ・ガルシア 松下 直弘
4035404802





自らの才を過信したが故に取り返しのつかない過ちを犯すことになった王子が、すべてを捨てて贖罪の旅に出ることとなり、遍歴の途中で得た出会いや経験によって精神的な成長を遂げて真の望みに辿り着く物語と云っていいのかな。
貴種流離譚と探索物のオーソドックスな面白さを備えつつ、最後の逆転はやっぱりファンタジーだなぁと思わせられる良作でした。
ちょっと教訓色が強めかなと思わぬでもないのですが、簡潔で力強い描写と映像的な文章と作中で語られる詩を表現する言葉がとても魅力的でした。
素晴らしい詩と云うものには必ず詩人の魂が刻み込まれているのだなぁと納得した次第です。
アラビアものや詩人ものがお好きな方には是非読んでみて欲しいです。


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