
入江亜季 著 エンターブレイン 刊
主に若い世代の心の動きや恋の行方を濃やかに描いた佳作が収録された作品集。
基本的には短篇が多いのと一巻からの純粋な続き物が「ピンク・チョコレート」のみなので、この巻から読んでも問題なしかと思います。
最初に収録されている「ニノンの恋」の魔女たちになんとなく昔の少女漫画の雰囲気を感じました(萩尾望都氏の昔の作品や花郁悠紀子さんの「アナスタシアとおとなり」とかあんな感じの雰囲気)。可愛らしくて大好きな作品です。
内乱の中での王女の成長とロマンスを描いた「北の十剣」が収録作の中では一番長くて読み応えがあったかな。ドラマティックかつロマンティックで画面の作り方も華やかでした。あと、国を守る「最後の砦」の描き方が心憎いほど上手いですね〜。陛下ってばこよなく美しくこよなくオットコマエだし!
何かに夢中になった時のひたむきな気持ちとそれに伴う切なさを思い出させてくれる「彼の音楽」も素敵でした。
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群青学舎 一巻













