
『罪と罰 3』
鈴木有布子 著 新書館 刊
(→amazon)(→bk1)
完結巻です。
結構前に出ていたのにチェック漏れで気がつかなかったのですが、書店で見かけて購入。
座敷わらしの神さんと一色家の面々ともこれでお別れなのかと思うと寂しいですが、全3巻でまとめる潔さも素晴らしいと思います。
この巻では、太郎がうっかり家に連れてきてしまった子供(?)の正体とか、ハジメ兄が児童文学賞を受賞したのにイブが浮かない顔をしている理由とか、みのりちゃんと太郎の恋の行方や太郎の進路問題とか、ハジメとイブの馴れ初め話に、十二年後の一色家のお話も収録。
特に最終話は余韻の残る良い話でした。
日本家屋の陰翳や、日常にさりげなく溶け込んでいる不思議、そしてそんな出来事を自然に受け入れている人たちを温かいまなざしで描いている作品に心惹かれる方にはお薦めです。
1巻の感想はつけていなかったので(汗)、2巻感想を貼っておきます……。












